マンチェスター・ユナイテッド所属のスペイン代表ゴールキーパー、ダビド・デ・ヘアが代表での練習中に右手の小指を脱臼したようだ。
フィールドプレーヤーならば添え木をした上でガチガチに固定すればプレイも可能だろうが、ゴールキーパーだけにそれも敵わない。
確かに控えとしてリンデゴーアという優秀なキーパーも居るものの、今シーズンはデ・ヘアが絶対的な正キーパーとして君臨していただけに、守備陣の再編も合わせて不安な状態である。
フィールドプレーヤーも怪我からラファエルやエバンス、ファルカオにフィル・ジョーンズといった主力級の選手は練習復帰しては来たものの、トレーニング不足によるコンディション不良は深刻なようで、ラファエル以外はまだ試合には使えそうに無いようだ。
センターバックにしてもスモーリングが出場停止があけて出場可能にはなるものの、マンチェスター・ダービーでの体たらくでは当分出番はないと見たほうがよさそうだ(むしろ、今冬に放出すらされる可能性もある)。
となれば、アーセナル戦での最終ラインは右からラファエル、マクネア、ブリント、ショー、キーパーにリンデゴーアという感じになると思われる。
現在、元バルセロナのヴィクトール・バルデスがマンチェスター・ユナイテッドの練習場にて練習をしているが、デ・ヘアの怪我を受けて契約に動くのか?
それともリンデゴーアを起用してこの状況を乗り切るのか?
ファン・ハール監督の手腕が問われることとなりそうだ。