黒より美味い、ダブリンのギネス・ラガー
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ダブリンの空港で飲んだのはギネス。但し黒ではなく《Hop House 13 Lager》。アルコールは5%と平均的で飲みやすいラガー。軟水の日本やチェコはラガーづくりに向いているが、ここアイルランドは硫酸塩が多く含まれる硬水。しかし黒ギネスの強い苦みをアイルランド人が皆好むわけでもなく、見たところ若者や女性にはラガーを好む層が増えている様子。
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北海道と比べると少し面積で負けるのか、アイルランド。治安がよく「市民が親切で優しい」の評判は本当。当時はスマホを持っておらず、地図を片手に歩いていた数日の間、「迷ってない?」と声をかけてくれる方がご年配から若者まで一人や二人ではない。
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市民の憩いの場聖ステファン公園を散策して一汗かいたので、リュックから缶ビールを出して一休み。
“エメラルドの国”の首都はアイリッシュ海から流れるリフィー川を挟んで発展した街。川を越えて目指すはダリーマウント・パーク:Dalymount Park。
ダブリンと聞いて筆者の頭に浮かぶのは同都市で91年に結成されたケルティックウーマン:Celtic Woman。日本でも震災チャリティーマッチのBGMとして、長居スタジアムで美声が流された。名曲歌唱が続く中でも《ダニーボーイ》の詞と旋律が心に染み渡り、感涙せすにはいられない。
寄り道も程々に目的地が眼前。隣接するのはフィブスボロ:Phibsboroughの聖ピータース教会。
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Dalyerの愛称で知られるダリーマウント・パーク。あくまでGoogle マップの日本語表記に準ずるが、現地の方達は「デイリー」と発音。
日本でも新聞やコンビニで身近なデイリーほど、はっきりイを発音していないがディリーとも違う。そもそも海外の言語を正確な翻訳や日本語表記しようとするのは無理がある。
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