サッカーイングランドプレミアリーグの2014/15シーズンが8月16日に開幕した。長いシーズンが始まる。
今シーズンも20チーム。相変わらずFIFAが要求するトップディビジョンのチーム削減要求には応じていない。これによって超過密日程になっているのは言うまでもないのだが。今シーズンの優勝争いの話は別の機会に。まずは昇格と残留について。
今シーズンはチャンピオンシップからBurnley、Leicester City、Queens Park Rangersが昇格。Burnleyは09/10シーズン、Leicesterは03/04シーズン以来のプレミアリーグとなる。QPRは1シーズンで復帰だ。
今シーズンでプレミアリーグが発足して23回目、20チーム制になって20回目のシーズン。過去19回のシーズンで昇格3チーム全てがそのシーズン限りで降格してしまったケースは98/99シーズン1回で、ここ6シーズンは昇格3チーム中2チームが残留を果たしておりプレミアとのレベルの差が小さくなってきているといってもいいかもしれない。今シーズンの昇格組みにも十分期待できるといえるのだが、これはあくまで結果論。では実際に残留を果たすためにはどのくらいの数字を残せばいいのか。
過去19シーズンの降格18位のチームの勝点の平均が35.8。残留17位のチームの勝点の平均が38.4。37~39点が残留デットライン。9勝11分がひとつの目安となる。40点に乗ってくれば何とかといえるだろう。もちろんこれは過去のデータを基にして出した数字であり、このようになるとは限らない。ただしある程度の指標にはなるだろう。
シーズン始まってもいないのにもう残留の話はどうだろうとも思ったのだが、優勝争いにフォーカスするのはもはや当たり前の話で、誰もがやっていること。しかし、はじめから残留を目指すチームもあるだろう。そういったチームにフォーカスするのもサッカーファンのサッカーの楽しみ方一つなのではないだろうか。
ちなみにだが
TEAM | Win | Draw | Lose | Points |
---|---|---|---|---|
Burnley | 8.00 | 6.00 | 24.00 | 30.00 |
Leicester City | 11.14 | 11.29 | 15.57 | 44.71 |
Queens Park Rangers | 7.67 | 8.67 | 21.67 | 39.67 |