バイエルンは66分リベリを、74分をピサロを、84分シャキリを入れる。
おなじくボルシアMGも3枚のカード使う。
しかし変わらない。
はたしてこのままボルシアMGは最後まで保つのか。
ただ反撃のカウンターの数は増えてきて、バイエルンのエリアでボールが回るようになるが、全てがノイアーに阻止される。
アディショナルタイムは5分。
異様に盛り上がるボルシアパルク。
しかし90分をすぎたあと、シャカが右足首をひねって立てなくなる。しかし使いきっていたカード。
シャカはいったんピッチを出たが、足を引きずりながら入ってきた。
とても痛々しい。
グラウディオラ監督は突然第4の審判に何が言い寄っているが、何を言いたいのかその意図が解らない。
シャカの治療に時間を要したため5分を過ぎても終わらない。
耐えるボルシアMG、攻めるバイエルン。
最後のボルシアMGの攻撃、シャキリのシュートがノイアーに止められた5分23秒、ホイッスル。
ボルシアMGはバイエルンから勝点1を得ることができた。
総括してみよう。
ホームのボルシアMGが守備から入ったのは、バイエルンの破壊力を目の前にすれば必然の戦法。ただその守備もただ守るのではない、すばらしい点があった。
バイエルンに囲まれたボルシアMGは守備ブロックをペナルティエリアに作った。
このブロックに入っている選手はたとえバイエルンの選手がバイタルエリアに侵入してきても決して釣り出されることは無かった。
だからそれはまるで壁のように機能した。
バイエルンの攻撃陣にプレッシャーをかけたのは前線の選手が戻ってきて対応した。