もう1人のウイングには豪州のマシュー・レッキー。未だ無得点だが、中央・サイド問わずに積極的にボールを受けてはドリブルで仕掛けられる存在は稀有。ボールタッチも繊細でスピードも抜群。緩急自在で足技も使いこなす彼のドリブルに魅了されてしまいました。彼がいなければ豪州のパスサッカーはかなり味気ないものになってしまうでしょう。こうしたスピードとテクニック、アイデアに優れる選手が豪州から出てきた事は日本にとっては少し危惧しなければならないかもしれません。
そして、最前線の1トップに入るのは開催国の英雄にしてエースFWティム・ケイヒル。勝ってる試合では60分前後でベンチに下がり、グループリーグ最終戦・韓国戦では先発を外れて温存。実はまだフルパワーで1試合を戦っていないであろう状態で決勝へ挑めるのは強み。準々決勝ではオーヴァ―ヘッドによる1点目と、代名詞である高いジャンプ力を活かした強烈なヘディングからの2点目と美技2発を披露してくれました。「持ってる男」が誰か?と言われれば、彼でしょう。そして、彼に負けずのインパクトを受けたUAEのマフブートをウイング兼備で次点として選出したいと思います。