フランス代表FWのジルーやイングランド代表FWであるウェルベックなどを擁するものの、攻撃陣の層の薄さから夏に大補強の噂が出ているアーセナル。
そのリストの中には、セリエA、パレルモの新星、アルゼンチン人FWのパウロ・ディバラも居るようだ。
パレルモに12/13シーズンに加入した同選手は、イタリアのサッカーへの順応に苦労したものの、今シーズンついに覚醒し、ここまで公式戦28試合に出場し12ゴール8アシストと、その非凡な才能を開花させつつある。
ボックス内での点取り屋として、またセカンドストライカーとしても活躍できるそのセンスから”アグエロの後継者”とも呼ばれている同選手を巡り、多くのチームが熱視線を送っている。
その獲得競争をリードしているのは同一リーグの強豪、ユヴェントスだと言われている。
獲得競争で劣勢を強いられているガナーズは、更なる移籍金を積み上げて対抗すべく、今シーズンは怪我でわずか8試合にしか出場で着ていないセオ・ウォルコットの放出を検討しているようだ。
というのも、彼との契約は2016年6月までとなっており、ガナーズ側としてはフリートランスファーでの移籍だけは避けたい思惑もあるようだ。
彼の獲得に、チェルシーのモウリーニョ監督が興味を示しているという話もあることから、移籍の成立する余地は充分あるといえる。
本人自体はチームへの残留を望んでいるようだが、サイドではチェンバレン、ウェルベックに総合力で劣り、ワントップをこなせるだけの能力もない以上、今夏、新天地へ移ることになるのだろうか?