ブンデスリーガでもトップクラスの人気を誇り、日本代表DFの内田篤人が所属していることでも知られているシャルケ04。
ユース世代の育成が上手いことでも知られており、多くのドイツ代表を輩出してきている。そんなチームで背番号10を背負っているのがユース上がりの若き司令塔であるユリアン・ドラクスラーであるが、海外志向の高い選手でも知られている。
そんな彼に熱視線を送っているのが、アーセナルとマンチェスター・シティである。
アーセナルは彼が10番を背負う前から注目していることで知られており、今シーズン開幕前も獲得間近というニュースを目にしているように、彼の獲得に執心している。
だが、コートジボワール代表MFであるヤヤ・トゥーレの後釜候補を模索しているマンチェスター・シティも彼に注目を始めたようだ。
特にマヌエル・ペジェグリーニ監督は彼の獲得を熱望していると言われており、2500万ポンド(日本円で約46億円)をベースにシャルケに対して交渉を開始しているようだ。
ただ、シティに関してはヤヤ・トゥーレの後釜ということなのだが、そもそもプレイスタイルが全く違う。
トップ下タイプの選手だけに、エジル、シティにはシウバともポジションが被ってしまう。
とすると、シャルケでも嫌々ながらやっているサイドでのロールをやらされそうな感じである。
確かに国外でのプレイは大きな魅力ではあるだろうが、まずは多少むらっけのある自身の調子の波を無くし、チームで何がしかの実績を残してから移籍しても遅くは無いと思うのだが。
果たして、彼はどういう道を選択するのであろうか?