
今回の2試合で目立ったのは、サイドバックのプレス位置だ。前線からボールを奪う事をテーマにしているだけに、ウズベキスタン戦でサイドバックに入った内田と酒井の位置は高かった。サイドバックがDFラインから離れてプレスをかける守備法は世界でも取り入れられており、そこまで珍しい事ではない。
しかしサイドバックのプレスをかわされれば、当然サイドにスペースを与える事となる。そしてウズベキスタン戦での日本は、何度か内田と酒井の後方を利用されてしまっている。その時にサイドのケアに走るのはボランチの役割となるのだが、ハリルホジッチはチュニジア戦とウズベキスタン戦でダブルボランチに守備的な選手を使っている。
チュニジア戦では長谷部と山口、ウズベキスタン戦では今野と青山、そして途中交代の水本だ。ハリルホジッチが司令塔の柴崎をボランチで起用せず、守備にファイト出来る選手をボランチに採用した事からも、プレスをかわされた場合に広範囲をカバーできる守備専任のタイプを求めている事が分かる。