ボギ- ミッキ- 世界のミフネ 映画100年切手を発行
◇◇◇◇
今年は映画生誕百三十年。1895年にスクリーンへ動画を投影するシネマトグラフが創案され、一度に大勢の観客が鑑賞する商業上映が行われたのは芸術文化大国のフランス。
1995年には記念すべき百周年とあって世界各国で祝いの催しや記念品が企画されている。なかでも印象に残っているのが、ブルガリアで発行された記念切手六枚組。そこにはミッキ-マウスを含む世界の名優の中に日本の三船敏郎:Toshiro Mifune【1920年4月1日生-1997年12月24日没】の顔があるではないか。
銀河系は大袈裟でもかつてのレアルマドリ-やフランス代表は世界選抜の呼称に恥じない顔ぶれか揃っている。筆者が子ども心に
世界選抜と思ったのは石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』と映画『レッドサン』。アメリカと欧州三ヶ国(フランスイタリアスペイン)の合作に日本人が主演三人の一人に選ばれていると聞いて興奮した。
◇◇◇◇◇
赤星輝くブルガリアの古豪は今
◇◇◇◇◇
レッドサンならぬレッドスタ-。赤い星はブルガリアフットボ-ルの象徴である。ブルガリア訪問の目的がサッカーの取材だと口にしたら目を丸くされた。たしかに同国が世界の舞台で輝いたワールド杯フランス大会から26年。その間クラブチームもナショナルチ-ムも低空飛行が続く。2014-15、16-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでPFCルドゴレツ·ラズグラドの予選突破以降、最高峰の舞台から暫く遠ざかっている。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆
今季は11月一週目で十五節が行われた。六連勝で首位を独走するレフスキ·ソフィアとCSKAソフィアのダ-ビ-は、アウェ-チ-ムが勝利。シニテに今季二つ目の黒星をつけたCSKAはカップ戦も含めて五連勝で順位は六位。開幕から六試合勝星なしのどん底から這い上がってきた。年明けには首位戦線に食い込めるか。レフスキとのポイント差は十二点。
◇◇◇◇◇
ブレダ時代と変わらぬ七三分け 赤星を胸に輝くオランダ人ディフェンダ-
◇◇◇◇◇
ブルガリアの初取材は二年前。ならばバスから降りて来る選手に見覚えがなくても仕方ないかと思いきや渋めの面貌、ダンディなメノ·コッホ:Menno Koch【1994年7月2日生】がいきなり目前に登場。PSVユース時代にはメンフィス·デパイ:Memphis Depay【1994年2月13日生】やヨリト·ヘンドリクス:Jorrit Hendrix:【1995年2月6日生】と共にプレーしていたのは2011年のU19エールディビジ。同年にセルビア開催のUEFA U-17欧州選手権でオランダ初優勝メンバ-のひとり。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆