今シーズンからJ2京都サンガと正式にプロ契約を交わし、トップチームへの昇格を果たした日本代表U19FWの奥川雅也だが、その周辺では既に海外移籍への噂が立ってきている。
昨年終盤には現在南野が所属しているオーストリア・ブンデスリーガの雄、レッドブル・ザルツブルグやドイツ・ブンデスリーガのバイヤー・レーバークーゼンが移籍を打診してきたという。
そして、プロ契約を正式交わした今シーズン、既に打診をしてきた上記の2チームに加え、イングランド・プレミアリーグのリヴァプールからも正式オファーが送られてきているようだ。
スピードに乗った高速ドリブルでの突破を売りにしている奥川のプレイスタイルは、サイド突破からの攻撃をメインの戦術に据えているレバクーゼンのシュミット監督のサッカーに合致しており、ラングニックSDが標榜している『前へ、速く』という高速サッカーへも適応は可能だろう。
リヴァプールに関しては、加入後は一旦レンタルに出される可能性は高いものの、次代を担うタレントの一人として注目していることに代わりは無い。
後は適応力がどれだけあるか、欧州サッカーで求められる前線からの守備をどこまで完遂できるかどうかにかかっているだろう。
特に現在のレーバークーゼン、ザルツブルグは前線からのチェイシングが攻撃の第一歩になっており、そのスタイルに適応できるか否かが鍵となりそうだ。
若き日本の才能は、果たしてどのような道を選ぶのだろうか?非常に楽しみな逸材だけに、その動向に注目が集まっている。