Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/orfool/soccerlture.com/public_html/wp/wp-includes/post-template.php on line 293
no-image

マタは何処へ旅をする?

 マタの立場が微妙になってきた。ディ・マリア、ファルカオらの加入で攻撃陣が一気に補強され、ファン・ハール監督の構想から外れつつあるといわれているマタだが、今冬に放出されるのではないか、と英国紙でささやかれ始めている。

 今のところ、候補といわれているのはイタリア、セリエAのASローマとユベントス、スペイン、リーガ・エスパニョーラのバレンシアの二チームである。

 ファン・ハール監督はローマのオランダ代表MF、ケビン・ストロートマンの獲得に執心であるといわれており、マタと資金を加えた形での交換トレードを目論んでいると思われる。
その場合、差額の2000万から3000万ユーロをユナイテッドがローマに支払うこととなりそうだが、ローマにとっても悪い話ではない。チームの顔であり、精神的支柱でもあるトッティの後釜としても使えるマタの獲得は大きいだろう。特に昨シーズンはトッティの離脱でユヴェントス追撃に失敗しているだけに、獲得できれば大きなプラスになるはずだ。

 一方、バレンシアはマタの古巣であり、レンタルでの獲得を打診しているという噂である。

 しかしながら、サラリーが上がりすぎているために、バレンシアへ行くのはない気もするのだが…

 どちらにしても、ベンチスタートが今後は多くなるだろうことは予測がつくだけに、出場機会を求めて外へ出る可能性は大いに有り得る話だ。マタですらこのような事態に陥るとは、なんとも剣呑な話である。

 香川は本当に良い時に脱出できた、と喜ぶべきなのだろうか?
なんとも世知辛い話である。

 今冬も大補強の気配があるユナイテッドだけに、誰が出て行っても不思議ではない。果たしてどのようなチームに仕上がるのか、見たいような見たくないような、なんとも言えない気持ちにさせられるのは筆者だけだろうか?