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少年団?クラブチーム?スクール?その選び方とは?

 2017年の子供に習わせたい習い事ランキングでトップ10入りし、スポーツの中では全体で1位を獲得した水泳に次いで2位のサッカー。
そんなサッカーだが、一言で「サッカーを始める」と言っても、少年団やクラブチーム、スクールと様々な組織があり、全てを合計するとu-12世代だけでも、1万近くになる。
「子供がサッカーをやりたいと言い出したけど、いっぱいありすぎて分からない」という経験をした親御さんも多いのではないだろうか?
そんな少年サッカーにおいて、何を基準にクラブやスクールを選ぶべきか、自らのサッカーのプレイ経験や指導経験を基に考察してみる。

サッカースクールのメリット、デメリット

 まずは、ここ10年で右肩上がりに増加傾向にある「サッカースクール」のメリットとデメリットから見て見る。

「そもそもサッカースクールって何?」と思われる方もいることだろう。
サッカースクールが、他のクラブチームやスクールと何が違うのか?
一言でいえば、公式戦があるか、ないかだ。
少年団やJクラブの下部組織も含むクラブチームは基本的には、所属選手や日本サッカー協会や各都道府県サッカー協会に選手登録して全日本少年サッカー大会等の大会への出場を目指し、公式戦に出場する。

 しかし、一方でサッカースクールは原則として公式戦がない。
つまり、分かりやすく言うとサッカースクールは予備校のようなものである。少年団やクラブチームの練習で足りない所を補う役割やサッカーを始めたいけどいきなり、試合に出るのはハードルが高いという子供には合っているのが、このサッカースクールだ。
サッカースクールにもJクラブの傘下として運営されているサッカースクールやACミランやFCバルセロナ等の海外の名門クラブが日本で運営しているスクールもあれば、当然、民間のサッカースクールもある。
民間のサッカースクールの最大手はクーバーコーチングサッカースクールだろう。
全国に約140校展開していて、北海道から沖縄(沖縄は2018年1月に開校予定)まで全国各地にスクールがある。
南野拓実や前田直輝といった選手を輩出している。
さらにはオフィシャルパートナーには、アディダスがついている。
最近では、皆さんご存知の本田圭佑もソルティーロファミリアサッカースクールを展開している。現在、日本には数多くのサッカースクールが存在し、その数は数百レベルにまでなる。