スペイン代表は近年の黄金期が訪れる前は1964年の欧州選手権の優勝が唯一のタイトルで、W杯での最高成績は1950年のベスト4。サッカーというスポーツが近代化した1990年代以降のEUROやW杯ではベスト8が関の山です。いつも予選では無敗で勝ち進むために、戦争時代の歴史からとった“無敵艦隊”の異名をとりながら、EUROやW杯でベスト8以下の敗退に終わるたびに“有敵艦隊”と揶揄されるのが定番化しているのが現実です。日本もアジアでは相手が弱いので主導権を握って攻撃重視の試合運びをするものの、世界相手だと違うサッカーを志向しないといけない、というジレンマに未だに悩まされていますが、どうやらスペインも同じような状況だったのです。