俊哉さんとの“ゴールデン・コンビ”はまさに阿吽の呼吸で成立していました。2人のテクニックの高さはJリーグでも別次元に達しており、ジュビロはこの2人を軸にした中盤のパスワークや構成力を全面に押し出したチームになっていました。ノールックパスの多さや、ゲームメイクに徹する名波さんと、フィニッシュに絡む俊哉さんの役割分担も自然と高校時代から整理されており、華麗で優雅なプレーぶりに相手チームのサポーターまで酔わせていたとさえ言えます。実際、僕は当時はガンバ大阪を応援していましたが、2002年のステージ優勝争いの直接対決で、2-4とガンバがリードしていながら延長戦の末に5-4で敗れた試合であっても、ジュビロのサッカーに惚れこんでいました。