☆アジアNo1と世界の中堅という立ち位置
しかし、話はそう上手くは進まない。日本がサッカー後進国である事は誰もが認める部分であり、これまでの監督も本気でW杯優勝を考えた事は無いだろう。現実的に考えればドイツやイタリアの方が日本よりも優れたタレントを擁しており、真っ向勝負で勝てるほど甘い世界では無い。
となれば、誰もが堅守をベースにしたスピードサッカーを掲げるはずである。しかしこれまでの日本は、W杯直前に路線変更した2010W杯以外で堅守速攻を掲げた事は無い。日韓共同開催となった2002W杯より、日本はテクニックのある中盤を最大限に活かす攻撃的なサッカーを志向してきた。
では、なぜ堅守速攻を取り入れようとしないのか。そこに日本が世界トップレベルと戦う難しさがあるのだ。