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2018年、2,022年W杯選考疑惑を追う

この疑惑はサンデー・タイムズ紙が当時のAFC会長がアフリカ諸国を中心にサッカー振興を名目にしてそれぞれの口座に多額の資金を振り込んだことなどが報じられ
FIFAとしても何らかの対策を取らざるを得なくなった。

FIFAは倫理委員会においてアメリカ連邦地検の元検事であるマイケル・ガルシアを調査を行うように指名した。
ガルシア氏は今年の9月5日に約350ページにまとめ倫理委員会に報告した。
しかしFIFAはこれを直ちに公表せず倫理委員会のトップハンスヨハヒム・エカートが要約版を公表した。
これに対しガルシア氏は「著しく不完全かつ不正確な表現が無数にみられる」として疑問を呈していた。

これに対しUEFAやブンデスリーガでは公然と意義を申し立て、
場合によってはこれらのW杯のボイコットを表明している。

ガルシア氏はエカート氏の要約版に意義を申し立てる以降であるという。
そこで今度はFIFAの監査・規定順法委員会に舞台を移し必要な処置を取るだろうとしている。

またガルシア氏はFIFAはすでにガルシア氏の報告に基づき必要な法的手段を取っており
このこととガルシア氏の報告の全面公開について特に影響を受けないことを示唆している。

しかしこのエカート氏の報告の中で
ロシアに関しては関連した全てのパソコンが故障して調査が追えないこと、
今回の疑惑の中に韓国や日本が絡んでることが書かれている。

日本の関与については何のメリットがあるかわからないが
JFAが公式に抗議も否定もしていない以上何もわからない。

しかしカタールでW杯を行うことにたいしての現実的検証を
まったくしてこなかった世界中のサッカー界は
すこし異常だと思う。
最初は空調施設の充実を訴えていたが
ここにきて開催期間を大きく夏からずらすことが提案されている。