ブラティスラヴァはあきらめて ウィーンで知らされた隣国の事情
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スロバキアを最後に訪問したのはその一ヶ月後、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック期は収まりつつあった。それでもブラテイスラヴァでは、試合観戦にワクチン接種が必須、PCR検査を受けるのも困難でウィーン空港までその為に往復した。国境を越えるに接種証明書が必要なのに、接種証明書を取りに国境を越えたのだから間抜けな話である。ウィーンとブラティスラヴァでは大違い。空港の検査場で英文の案内に沿って進むと日本語が話せるスタッフもいたから至れり尽くせり。「スロバキアは検査だけでなくワクチン接種も大変だよ。まだ(国民)の半分もしてないね。」と聞かされた。この年反ワクチンや規制への不満から大規模な抗議デモが発生したことで、首都ブラテイスラヴァでは交通網も混乱する大騒ぎに。
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当時の首相が辞任に追い込まれたのは、ワクチン調達の不手際が理由。EUが一括購入して加盟二十七ヵ国国の人口に応じてファイザー社製ワクチンが分配されるはずだったのが需要過多でスロバキアには予定数届かず、苦肉の策として不足分をロシア製ワクチン『スプートニクV』で賄おうとした。アストラゼネカ製でさえもクエッションマ-クがつく状態で「大丈夫なわきゃねえ」と国民が拒否したのだとか。それに対してロシア製の購入を主導し、欧州連合(EU)が認証したワクチンこそNGの旗振りを務めたのが現在首相を務めるロベルト·フィツォ:Robert Fico【1964年9月15日生】氏だった。
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スロバキアの第五の都市ニトラの人口はおよそ八万人。ロマネスク、ゴシック、バロックの各様式建物群が混在する旧市街は流石の風情。九世紀、モラヴィア人に支配されるまではニトラ公国の首都として繁栄した面影が漂う。2018年には英ジャガー·ランドローバー社の工場が操業スタ-トしている。昨年は塗装工場への追加投資により、エネルギーと水の使用量を大幅に削減し、持続可能性を高める取り組みも話題に。
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スロバキアの五輪世代 注目は赤い悪魔のティーンエイジャ-
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第115話はスタディオン·ポッド·ゾボロム。収容人員は七千五百人弱。UEFAカテゴリーでは三ッ星クラス。’18年に改修されて 全席がブルーの屋根の下に収まる。
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チェコと分離したスロバキアにとって、初の国際大会開催が2000年のUEFA U-21欧州選手権の開催。但し会場はブラティスラヴァ
トゥルナヴァ、トレンチーンの三都市。昨年6月11日から28日まで開催されたが同大会がスロバキアで過去開催されたコンペティションで最大なのは言わずもがな。ニトラではグループBの三試合目が行われている。
あの日あの時は■2021年10月12日U21欧州選手権予選U21スロバキア代表対U21マルタ代表。、この時は変異株オミクロン発生前。試合は相手が相手だけに4-0の圧勝。
ニトラまではブラテイスラヴァ発の列車に乗りレオポルドフの駅で乗り換えなければならない。安易に考えていたら接続が悪く二時間ほど駅で呆ける羽目に。
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