Foot ball Drunker 〔112〕visiting『Stadion Partizan』ベオグラード/ セルビア

AZ戦でアヤックスやPSVのスカウトから真剣な視線が向けられたと現地報道。冬の移籍は確実視されていたが翌週18日獲得を発表したのはリーグアンのASモナコ。翌20年にはA代表デビューを飾る。22年2月にFCバーゼルに買取レンタル移籍された姿をフレームに収めた。
’22年からプレーするレッドブル·ザルツブルクは昨秋のUEFAチャンピオンズリーグでレアル·ソシエダと同組に。初戦はサディクに出番はなく二戦目はサディクがピッチに入る前にパヴロヴィッチが交代してしまいマッチアップは実現せず。

我こそ旧ユーゴスラビアの盟主と自負するセルビアではあるがフットボールではライバル·クロアチアの後塵を拝している。
それだけに2022年、FIFAワールド杯カタール大会カメルーン戦で初ゴールを記録したパヴロヴィッチにはUEFA欧州選手権では攻守両面での活躍が期待される。


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下写真で浅野とのマッチアップは、セルビア代表の大先輩アントニオ·ルカヴィナ:Antonio Rukavina【1984年1月26日生】。
2007年1月からに08年1月にボルシア·ドルトムントに移籍するまでの一年間、にパルチザンでプレーした右サイドバックはベオグラード出身。

’18年のロシア大会ではブラジル戦にフル出場。右サイドバックで左に張るネイマール:Neymar【1992年2月5日生】と対峙した。ちなみにこの試合カナリアのエースは、ドリブル突破を意識的に抑えパスワークを多用。1アシストも左コーナーキックだったからルカヴィナが抜かれたわけでも裏をとられたわけでもない。


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’22年カタール大会でもセルビア代表は初戦でネイマールと対戦。セレソンの大黒柱が涙の負傷退場で話題となるこの試合でワールド杯デビューを飾ったのがパヴロヴィッチ。

ルカヴィナのキャリアのハイライトは、’16年3月20日、4位のヴィジャレアルが11連勝中の首位バルサをエスタディオ·デ·ラ·セラミカに迎えた試合。
伝説のMSNが揃い踏み。前半ネイマールがPKを決めて2-0。前半だけで5人に黄紙が出された。それでも後半同点に追い付く。ところが70分過ぎ負傷退場者が続き残すは手札は一枚。その後も黄紙を三枚出されても得点は許さず価値ある勝ち点1を分け合った七年前。


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21年ルカヴィナは現役生活に終止符を打つ。それでもバルセロナ戦のメンバー、デニス·スアレス:Denis Suárez【1994年1月6日生】とマヌ·トリゲロス:Manu Trigueros【1991年10月17日生】 に加えて、この冬エリック·バイリー:Eric Bailly【1994年4月12日生】がベシクタシュからカムバックした。