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注目度はダントツ アズーリには鬼門のプレーオフ
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FIFAワ-ルドカップ欧州予選プレーオフ。イタリアの入ったパスAの注目度が高い。初戦ホ-ムでの北アイルランド戦は問題ないとして、波乱が起こる可能性があるとするならば決勝となるウェールズかボスニア·ヘルツェゴヴィナとの対戦。アズーリはアウェーでの試合となる。カ-ディフとゼニツァの何れかになるがスタジアムの規模は二万人以下、スタンドが青く染まる程のチケットは分配されることはない。
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三つの言語と三つの宗教 三つの区域で構成された連邦国家
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バルカン半島北西部で、西にクロアチア東はセルビア、そして南のモンテネグロと国境を接するボスニア·ヘルツェゴヴィナ。
中央の同連邦をスルプスカ共和国が囲んでいる。そのスルプスカに挟まれて北東部にはブルチコ行政区も。三つの構成区域に三つの宗教。カトリック、正教、多数派のイスラム教が共存しているから街中には教会、シナゴーグ、モスクが並んでいるが一見対立している風でもない。言語も三つ、ボスニア語の他に両隣のセルビア語とクロアチア語も公用語に認められている。スルプスカ共和国の別名はセルビア人共和国。主にセルビア人の住民が暮らし国土の面積は丁度半分を占める。
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国土は五万一千平方キロと、九州に山口県を足しても同国が上回る。人口は三百十万人程度でも山岳地帯が多いので結構広い。空港は四都市にあるが規模は小さく鉄道もイマイチ。選択したのはクロアチアのリエカからバスで国境を越えるル-ト。このBissツアーズは、ゼニツァにオフィスを構えるバス運航会社兼旅行代理店。始発はクロアチアの西端プーラでも予約したのはリエカから。首都ザグレブを経由してボスニア·ヘルツェゴヴィナの首都サラエボが終着のル-トを走行する。途中停車するのはサバ川を渡り国境沿いのボスニア側ブロドとゼニツァ。第94話でハンガリーのぺ-チュ行きの列車の旅に少しふれている。このブロドからだとクロアチアを越えるがハンガリー第五の都市、世界遺産と陶磁器の街までは180キロの距離。しかし道路はあっても鉄道のレ-ルがないから国境越えは断念。イスラム色が強いせいもあってトルコにも似た雰囲気がある。1992年の独立を一早く承認した国でもあり、紛争後も良好な関係をキ-プする両国。トルコ同様アルコールはOK。カバー写真のはペールラガー。ドイツ流の、水、ホップ、麦芽酵母のみを原料として、他添加物は仕様しておらず麦ととホップのみの芳醇な香りを堪能できる。国土は石灰岩地盤が多い為透明度の高い水が健康に良いミネラルウォーターとして売られていたからビ-ルが美味いのも当然。
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中堅国にはネーションズリーグを疎かにできない理由がある
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第百十話はゼニツァのスタディオン·ビリノ·ポリェ。あの日あの時は◼️2023年3月23日UEFA 欧州選手権EURO2004予選グループJ 第一節ボスニア·ヘルツェゴヴィナ代表対アイスランド代表。
予想外の大不調で二度も指揮官解任劇に見舞われても、ウクライナ代表と対戦するプレーオフの権利を得たのはUNL貯金のおかげ。UFFAネ-ションズリーグ(UNL)2022-23Bでは三勝一敗二分の好成績でグループA復帰。プレーオフ出場権は、UNLの総合ランキングを活用している為、Cグループの首位各国とDグループのランキング最上位にも権利を与えていたからユニーク。予選A組でノルウェーより順位が下のジョージアがプレーオフに駒を進めた。アーリン·ハーランド:Erling Håland【2000年7月21日生】の勇姿がユーロに無かったのも最初から決まっている規定だから止むを得ない。今回の北中米大会の台風の目になるのは間違いないだろう。また予選7敗1分のエストニアがランキング11位のポーランドに挑んだが5-1の大敗。これは下馬評通りの結果過ぎて苦笑した。
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タレント揃いの“青き竜”ズマイェヴィ
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このアイスランド戦でのズマイェヴィはウィーンで撮影した時同様、上下ウェアにストッキングまで紺一色。UNLの第一回大会2018-19最終戦ではオ-ストリア代表と対戦。エルンストハッペルのピッチサイドでカメラを握っていた。A昇格を決めて歓喜するその姿に’16年大阪でキリンカップ優賞が思い出された。
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