前半20分、同じように右サイドから上げられたクロスが逆サイドまで流れる。そこに待っていたのは先ほどと同じフクスだった。今度はしっかりと狙いを定め、カシージャスの手を弾いてゴールネットが揺れた。まさかの先制劇にスタジアムは静まり返った。
フクスがフリーの状況から放った2度のシュート(うち1つはゴール)は、決して偶然では無い。シャルケの狙いがピタリとハマり、レアルは修正することが出来なかったのだ。フクスが前半14分に放ったシュートも、先制点となった20分のシュートも、原因は1つだ。
レアルの右サイドであるベイルがフクスに付いていかなかったからだ。