最終日はフランスのM.Sに敗れてGSの最終順位は四位。それでも初出場で唯一上位に食い込んだのは称賛に値する。SSGとM.Sは19年世界選手権の経験者を複数揃えており、M.Sの二人はファイナリストなのだから。
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注目の決勝はQWステファニが前年三位のTribeゲーミングを下し三度目の正直、優勝賞金三十万ドルを手にした。準優勝のTribeはテキサス州オースティンを拠点とする北米最大のモバイルゲームコンテンツチームなのに参加選手の割合はドイツ三、英国、ポーランド各一の欧州勢でエントリー。2011年からドイツで学びフランクフルト応用科学大学の出身。ドイツ語も堪能なジョナサン·サコッキ:Jonathan Sakouckyがこのチームを創設したのは’17年5月。’15年に世界初のモバイルeスポーツリーグ《ヴェイングローリーリーグ》を共同設立以降、北米と欧州の両大陸で独自のトーナメントを開催するなど現在の業界発展に大きく貢献し、現在も牽引する人物。単一国籍で大会に臨んだ五位のRepotted Gaming(ドイツ)、七位のエックス·チーム(台湾)の両チーム共に大会初出場だった。
母親に言わせると「蛙の子は蛙」。嫌になるほど父親と似ているところがあるらしい。近年は欧州の各クラブがeスポーツ部門を設けておりが競技そのものに興味と知識が薄い。eスポーツ音痴の父親が理解できるように嚙み砕いて説明する息子。今回も面白い土産話が聞けるかもしれない。今更アドゥヴァイスできることは何もないが父親を反面教師に語学はしっかり学んだいただきたい。
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