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サラテ、チリ代表を選択。黄金世代の弊害を受けた悲劇

 現在、ウエストハム・ユナイテッドで活躍しているアルゼンチン人FW、マウロ・サラテだが、かねてより熱望していたアルゼンチン代表入りを遂に諦め、祖父もかつてプレイしていたチリ代表入りを決意したようだ。

 現在27歳になるこのアルゼンチンのFWは、U−20アルゼンチン代表として2007年の英国U−20ワールドカップ優勝メンバーの一人であるが、それ以降は代表からは縁が遠く、それが故に祖父の祖国であるチリや母親がカラブリアの出身であることからイタリアが自国への代表入りを要望していたものの、本人はアルゼンチン代表入りを熱望していた。

 しかし、リオネル・メッシを始めとしてセルヒオ・アグエロ、ゴンサロ・イグアインといった優秀なストライカーやアタッカーと同世代に生まれてしまったのが悲劇であり、不運であった。

 彼らを凌ぐ活躍を見せることが出来ず、マルティーノ氏が代表監督に新しく就任したものの、その傾向は変わることは無かった。

 それ故、苦渋の決断であったようだ。

 だが、チリは現在、新しいポゼッションサッカーを敷き、攻撃陣が増えるのは大歓迎という状態である。

 彼のような優れたアタッカーの加入は非常にありがたいものとなるだろう。自らの代表選手になるという夢を新しい国で実現させようとしているサラテの前途に洋々たる輝かしい未来があらんことを祈るばかりである。

 アルゼンチンサッカー協会の面々に、自らの決断が愚かしいものであったと嘆かせるだけの活躍を出来る実力は、彼には充分に備わっているのだから。