レアル・マドリードから好条件オファーが届けられ、来季の動向が注目されていたドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイス。
最終的には、残留争いに巻き込まれている危機的状況にあるドルトムントに残留することが決定した。
ロイスはドルトムントと2019年までの契約延長にサインし、周囲を安堵させている。
なお、この契約には契約外条項は一切含まれておらず、移籍の際には非常に高額な移籍金が発生することとなる。
新スポンサーを得たことで更なる資金力の強化に成功したドルトムントは、ロイスに対して年俸1000万ユーロという条件での契約延長を持ちかけていたが、レアル・マドリードからのオファーはその2倍であったとのことで、その動向に注目が集まっていた。
だが、彼の選択は地元であるドルトムント残留、しかも4年半の契約延長ということでほぼドルムントに骨を埋める覚悟でサインをしたであろうことは想像に難くない。
ロイスは、インタビューで『自身の目標としている所に近いところからオファーが合ったこと』、『しかし、ここでは何も自分は何も成し遂げていないこと』を語っており、ドルトムントで何らかのタイトルを獲得した後での移籍を考えているようだ。
ドルトムントとしては、ロイスの契約更改を最後に、契約外条項を持つ選手が一人もいなくなったことを発表しており、ゲッツェをバイエルンに契約外条項での違約金支払いによる解約及び移籍をされたことが相当こたえていたのが伺える。
移籍に関しても通常での市場価格以下での移籍金での移籍は避けたいというのが本音でもあろう。
これで後顧の憂いも無くなったことで、チームの状態も上向きになってくれれば良いのだが。