今シーズンで契約が満了となるユヴェントスのスイス代表ディフェンダー、シュテファン・リヒトシュタイナーだが、ユヴェントスと彼の間での契約延長に関する議論は紛糾しているようだ。
ユヴェントスのGMであるジュゼッペ・マロッタ氏は、彼が要求する契約条件は高すぎる、として再考を促すようにと表明しているものの、引く模様は無いのである。
というのも、リヒトシュタイナー側が要求している条件は年棒350万ユーロなのに対し、ユヴェントス側は250万ユーロと100万ユーロの差があるのである。
だが、両者とも譲歩する考えはない模様のため、セリエAで優勝争いを演じているASローマをはじめ、プレミアのアーセナルやリーグアンのパリ・サンジェルマンが名乗りを上げているが、マンチェスター・シティまで彼の獲得に興味を示し始めたという噂が出ている。
昨シーズンまではコンテ監督の下で中盤の右を担当していたほか、本職である右サイドバックでも堅実な働きをするリヒトシュタイナーに、ポリバレントな選手を好むペジェグリーニ監督が興味を示しているようで、プレミアでも対応が可能かスカウトを派遣しているようだ。
獲得に関しては、セルビア代表ディフェンダーであるマティヤ・ナスタシッチを交換要因として用意しているという報道もあり、本格的に獲得を狙っているようだ。
30歳を向かえ円熟の時を迎えたスイス代表DFは、果たして新天地に活躍の場を求めるのだろうか?
その判断に、イタリア国内外から熱視線が向けられている。