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昨季プレミア王者マンチェスター・シティの今夏の移籍

 昨季公式戦150ゴール以上を挙げ、監督ペジェグリーニの掲げる攻撃的サッカーを披露。観ていて面白い試合を展開したシティ。昨季2位のリヴァプール、3位チェルシー、そして復活を狙うユナイテッドら競争の激しいプレミアにおいて、2連覇を成し遂げられるか注目が集まる。

 今夏の移籍市場では長らくターゲットとなっていたDFマンガラを獲得。驚異的なフィジカルをもち、ポルトではEL,CLを経験したコンパニの相棒となる存在である。世界最高との呼び声高いコンパニの相棒探しには苦労してきた。今までにはレスコット、ナスタシッチ、デミチェレスなど決まった存在はいなかった。
 そんな中、ついに逸材マンガラの獲得に成功。他クラブからも狙われていたようだが、見事争奪戦を勝ち抜いたのであった。 

 ちなみに、クラブシステムのハッキングにより、正式発表前に加入が報じられたことでも話題となった。
 
 攻撃陣にはアグエロ、ヨベティッチ、ジェコがいる。FFPの制裁を受け、ネグレドを放出。そんな中、中盤も上手く補強を続けた。底にマンガラと同じポルトからフェルナンドを補強。08−09のシーズンのユナイテッド戦でことごとくボールをかっさらったこの選手には「タコ」の愛称がつけられている。攻撃色の強いシティにおいて、フェルナンドが中盤を引き締めてくれるに違いない。同じ列に並ぶ、ヤヤ・トゥーレも攻め上がりに集中できるだろう。MFながら昨季は20ゴールを記録。この選手がいかに攻撃参加できるかがシティのサッカーを決める大きな要因となるのだ。

 今季もシティが優勝候補の一角であることが間違いない。FFPの制約がありつつも確実に戦力を補充。十分にプレミアと欧州制覇もねらえる陣容と整えてみせた。