マンチェスター・シティはスォンジー・シティ所属のコートジボワール代表FW、ウィルフリード・ボニーを獲得することで合意したようだ。
移籍金額は推定で2500万ポンドから3000万ポンド(約51億円から54億円)と言われており、正確な値は判明しないものの、取引はほぼ完了したのだけは確かなようだ。
だが、現在ボニーはアフリカ・ネイションズカップに出場するコートジボワール代表に召集を受けている為、チームに加入するのは代表の日程が終わる2月頭までお預けとなりそうだ。
フィテッセ時代から順調に成長を続け、スォンジーでは前線でタメを作り、自身も得点をするなど完全に攻撃の核として機能していただけに、マンチェスター・シティでもワントップでの起用が多くなるだろうと思われる。
しかし、彼の加入でただでさえ飽和気味だった前線の人数は更に増える為、今冬の移籍市場で誰が押し出されるのか、そちらに焦点が当てられつつある。
セルヒオ・アグエロは怪我がちとはいえ、出れば確実に結果を残す選手である為、前線のカードとして不動の位置を占めるだけに、エディン・ジェコが放出されるということになりそうだ。
昨シーズンはシティ戦でヘッドとミドルの二発に加えてロングボールを収めているだけに、味方にすれば心強いと考えたのだろう。
むしろリバプールにこそ必要な人材ではあるのだが、資金面で断念したのだろう。
後の問題はFFPに抵触しないことを祈るだけだろう。
シティはボニーを使いこなし、チェルシーから首位の座を奪取することができるのか?
非常に楽しみな移籍が成立しそうだ。