Foot ball Drunker〔153〕visiting『Lokomotiv Stadium 』 モスクワ / ロシア

飲酒·喫煙で出場辞退 なぜに飛び交う賛否両論

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パリ五体操女子日本代表·宮田笙子:Shoko Miyata【2005年9月24日生】選手の代表辞退騒動。厳しすぎる=否定派と、違反は当然=肯定派のネット上論争か白熱。これ結論から言ってしまえばどちらも正しい。ヒーローアクション映画で目の前の美少女を救うため全人類を危機に晒すのかと主人公が悩むパターン。宮田選手個人=ミクロの視点で論じるならば厳しすぎるし、スポ-ツ教育全体=マクロの視点となれば致し方無い。


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元東京都知事の猪瀬直樹:Naoki Inose【1946年11月20日生】氏は「杓子定規が日本を駄目にしてきた。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか!」とお怒り。なぜここで猪瀬氏と思われるかも知れないが、故石原慎太郎:Shintaro Ishihara【1932年9月30日生-2022年2月1日没】氏から引き継ぎ“東京五輪”の誘致に成功しているから五輪へのお思い入れは人一倍強いのだろう。
実は都知事をされる前、カジノ学会のパ-ティ-運営を任された際、猪瀬氏とお目にかかっているのだが筆者のような輩にも紳士的に振る舞ってくださった。

猪瀬氏は当日のスピ-チで、「新たな社交の場を設けることで経済の活性化を導く」と熱弁された。しかし作家=文化人の経験と視点は、本場のカジノを見ておらず賭博場としか認識できない国民からすればリスク以外の何物でもない。それでも杓子定規な日本でカジノを含む統合型リゾートが期待されたのは2020年。内閣府副大臣を務めた秋元司:Tsukasa Akimoto【1971年10月23日生】氏の収賄容疑による逮捕でジ·エンドに。

ラスベガスのカジノには行ったことがないので、経験した中でのお薦めは西豪州最大のクラウン·パースカジノ。ソウルやマカオと比べて、やはりカジノのバニーガールは金髪でないと雰囲気にそぐわないというのがイチ推しの理由だから聞き流していただきたい。


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第153話はロコモティフ·モスクワの本拠地ロコモティブ·スタジアム。カバ-写真のマッチデ-プログラムは、2021年訪問時のロストフ戦。それよりも初めて足を運んだ2019年四月の試合が印象深い。入場門を潜るとグリ-ンでお揃いのキャップとベンチコ-ト姿に身を包んだ十代らしき女子達がプログラムを配っている。どの娘から貰おうか悩む必要はない。何故ならば皆さん可愛い。


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そこへ颯爽と通り過ぎる同業者。失礼とは充分承知なが素早くレンズを向けシャッタ-を切らずにはいられない。無表情ながら美し過ぎる。一時「美し過ぎる●●」が流行したが、現在ならばルッキズムと問題視されている。


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プレス席で配られたスタメン表を見るまでもなくウォ-ムアップで31番のマチュイ·リブス:Maciej Rybus【1989年8月19日生】が左サイドバックに。青いビブスは同じくポ-ランド代表のグジェゴシュ·クリホヴィアク:Grzegorz Krychowiak【1990年1月29日生】の姿も。ワルシャワで2015年のUEFAヨ-ロッパリ-グ戴冠以来の撮影。前回母国でのゴールに続きこの日も後半開始3分に24mロングシュートを決めて1-0の勝利。自分との相性は抜群かもしれない。


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