自分のチームで育てた選手を他クラブに高値で売却し、その収益で新たな有望株を数名獲得するやり方は自然なビジネスであり、資金力で劣るクラブには避けられない道でもある。
リヴァプールは2011年にトーレスを推定66億円でチェルシーに売却し、その売却益でアヤックスからスアレスを獲得した。移籍金は約29億円であり、その後のスアレスの活躍ぶりを見てもこのオペレーティングは成功だった。
実に利口なビジネスに見えるが、昨季のように一定の競争力を維持するためにはこうしたオペレーティングを毎回続けなければならない。それもミス無く完璧にだ。トーレスの後釜獲得では完璧な仕事をしたが、スアレスの穴埋めでは大きな失敗を犯した。