ポゼッションの導入に最も効果があったのは、今季から加入したドイツU20代表MFユリアン・ヴァイグル。現役時代のジョゼップ・グアルディオラ(元スペイン代表選手、現・バイエルン・ミュンヘン監督)を想起させるようなパスワークの起点となる的確なポジショニング、技術力の高さが武器の彼をアンカーに据えたトゥヘル新監督はそれまでの<4-2-3-1>から、攻撃時は<4-3-3>も並行して使えるように基本システムを微修正。トップ下の香川には得点直結のアタッカー色よりもアシスト役に回るインサイドMF的な役割を任せ、ギュンドアンには前線にも飛び出すようなダイナミックな動きが出てきたのも、このマイナーチェンジの効果でしょう。