自由過ぎる国オランダのアムステルダム市議会は凄い
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アムステルダムでの日曜午前中はミュージアム広場に足が向く。
さすがにボールは持っていけないが、10年前ならばスパイクをバックパックにしのばせ欧州を旅していた。地元住民とのふれあいが楽しめるアイテム。300メートルほど北西に歩けばアムステルダム市民の《憩いの場》フォンデル公園:Vondelpark 。
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前回の続き、2008年の2月に175億円の絵画盗難にまあまあ驚き、マルコ·ファン·バステン:Marco van Basten【1964年10月31日生】のアヤックス復帰にそこそこ驚いた筆者が「なんじゃこりゃ」と本気で驚く。市議会は同公園での性行為を合法と判断。するのも自由だから見るのも当然自由。まさかとは思いつつ取り敢えず公園内を散策、日中とあって穏やかではあるが、こちらも合法のマリファナの悪臭が鼻につく。
現在アヤックス·アムステルダムに史上最大の危機。インタビューを受けるのは昨季最終戦キックオフ前のヨン・ハイティンハ:John Heitinga【1983年11月15日生】。2016年負傷もあって32歳と早めの引退。スタンドからオランダの少年が「ショニー!ショニー!」と声を振り絞っていたのを思い出した。そこで「ヘイ、ショニー」と声を掛けたら白い歯がこぼれたものの目線は全く違う方向に。
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年明け急遽、暫定監督就任当時は5位。結局試合前まで微かな望みを繋いではいたものの2位PSVの勝利で3位に。UEFAチャンピオンズリーグへの切符を逃したのは14年ぶり。
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今年6月購入したオランダ国鉄のチケットはICチップ入りカード。デザインは非常にシンプル。一方15年前の切符画像を重ねてみた。当時は美しいご婦人の笑顔が印刷されていたから、反ルッキズムの現代を象徴している気もした。
9月12日にアイントホーフェンからユトレヒトで一泊して試合前日にアムステルダム入りして準備万端、いざ初アレナ。
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第50話はアヤックスアムステルダムの本拠地、ヨハン・クライフ・アレナ。
ホーム開幕戦、ファン・バステンとヨン・ファント・シップ:John van ‘t Schip【1963年12月30日生】がお揃いのスーツ。かつての盟友フランク·ライカールト:Frank Rijkaardのジャケット姿を見つけたファンが騷めく。役者が揃った2008年9月15日。