アーセナルは1999年にフランス代表FWニコラ・アネルカをレアル・マドリーへ50億円近い移籍金で売却したのだが、その収入の半額でロンドン大学の敷地隣にクラブ専用の練習場を建設した。つまり、アーセナルにとってのワトフォードはノース・ロンドン・ダービーを戦うトッテナムよりも、距離的な“お隣さん”で、現在アーセナルで不動の右SBに定着したエクトル・ベジェリンをはじめとした若手がワトフォードへレンタルされた事も多い間柄。だからこそ、この悔しい敗戦の翌日も回復トレーニングに向かった両チームの選手同士は顔を合わせるわけで、それがまた悔しい、と想像する。ちなみに、アーセナルは「アネルカ資金」の残りで、プレミアリーグ3年連続を含む4度の得点王に輝く事になるフランス代表FWティエリー・アンリを獲得している。