【EURO2016予選】
別稿でいずれお届けするつもりであるが、
今回のEURO予選は波乱が多かった。
相次ぐジャイアントキリングと強豪の自滅。
あちらに無傷でストレートインの国あればこちらに全敗の国あり。
それは戦力が均衡化したとも言えず、逆に差が開いたとも言えず、
一言ではまとめられない、まさに波乱やカオスだろうか。
今回のオランダの結果もその現象の1つと言えるのだろうが、
ただ、オランダ国内においては、今回のEURO出来事は長く語り継がれることになるだろう。
しかもそれは1974年ワールドカップ西ドイツ大会と大きく違った意味で。
つまり、今もバルセロナに受け継がれている「トータルフットボール」を掲げながらも、
決勝で開催国・西ドイツに負けた悔しさとは
「まったく異なる」悔しさで・・・・
なぜなら屈辱的、あまりにも屈辱的だから。