アメリカ、メジャーリーグサッカーのニューヨーク・レッドブルズに所属している元フランス代表FWのティエリ・アンリだが、シーズン終了後、欧州へと帰還するかもしれない。
既に同チームとの契約を延長する意思は無いことを表明しているアンリだが、ここまでリーグで25試合に出場し8ゴール12アシストと37歳にしてまだまだ健在なところを見せている。そんな彼にフランス、リーグアンのパリ・サンジェルマンとASモナコが獲得に意欲を示しているようだ。
2010年からニューヨーク・レッドブルズでプレイしているアンリは2012年1月に短期間レンタルという形でアーセナルに復帰した以外はアメリカでプレイしていたアンリだが、メジャーリーグ・サッカーで過ごした時間は彼にとっては不本意であったようだ。
また、ニューヨーク・レッドブルズは親会社であるレッドブル社の運営方針の違いから同チームへの投資を絞ることを決定しているようで、その意味でもまだまだ選手としての価値はあるものの年棒が高額なアンリはチーム方針的にも放出の方向へ向っていたようだ。
いずれにしろ、新天地を求めることはほぼ決定しているだけに、どこへ行くかが焦点になるだろう。
上記以外にも手を上げるチームはありそうだが、ネックになるのは高い年棒となりそうで、そうなると上記の資金力豊富な二チームに絞られるのではないだろうか?
ファン的には、できれば最後はアーセナルで引退をして欲しいものだが、そのような粋な計らいはあるのだろうか?
これからの動向に注目していきたい。