仮にバイエルン側が今季の内容に満足せず、グアルディオラの解任に踏み切った場合は物語が大きく動く事になる。前編でも述べた通り、グアルディオラの哲学は実に特殊だ。彼の考えは他の指揮官には理解しがたく、スタイルを踏襲するのは不可能に近い。
しかし1年目にガラリとスタイルを変えるのは難しく、それによって大失敗したケースを我々は何度も目にしている。バイエルンほどのクラブであれば名将と呼ばれる人物を招聘するだろうが、名将であればあるほど1年目での大転換が危険なものである事を理解しているはずだ。
当然1年目に結果を残せなければクラブからの目は厳しくなり、サポーターも黙ってはいない。グアルディオラがバルサで残してきた結果があるからこそサポーターも不満を公にしないだけで、なかなかゴールが奪えない現状にイライラを募らせている者も多いだろう。新指揮官はそれらの不満を浴びせかけられるかもしれない。