☆順調だったグアルディオラ・カラー
バイエルンが打ち立てたブンデスリーガ優勝25回、DFBポカール優勝17回という恐ろしい記録を見ても、国内に敵は皆無といっていい。特に長丁場となるリーグ戦でバイエルンに対抗できるチームは存在せず、その豊富な選手層の前にほとんどのチームは優勝争いから脱落していく。
サポーターにとってもブンデスリーガとDFBポカールは勝って当たり前という風潮があり、監督の功績と称えられるのはCLを制覇した時のみなのだ。ハインケスが3冠を達成した12-13シーズンも、当然のごとくブンデスリーガとDFBポカールを制している。
実質CLを獲れば3冠は確定したようなものであり、大切なのは3冠よりも内容だ。ハインケスのチームが優れていたのは誰の目にも明らかだが、更なる高みを目指すと決意したバイエルンの上層部は黄金期の確立を目標にグアルディオラ招聘に踏み切った。
彼がバイエルンでもポゼッション主体のサッカーをするのは目に見えており、その独特なスタイルへと舵を切る事は非常にリスキーな行為だった。