今シーズンを限りに17年間在籍したリバプールを退団することが決まっている元イングランド代表MF、スティーブン・ジェラードだが、新天地がこの度決定した。
アメリカに興味を持っていると話していた彼だが、アメリカ、MLSのLAギャラクシーと契約を結んだと公式に発表されたのだ。
契約期間は2015年7月1日から一年半になるようだ。ここまで一貫して赤いユニフォームに身を包んでいた彼だが、ついにその姿をイングランドから姿を消すこととなる。
LAギャラクシーは元イングランド代表のデビッド・ベッカムやアイルランド代表FWのロビー・キーンを擁し、ここ4年間で3度優勝している強豪であることも彼の背を押した要因であるようだ。
時にキーンはかつての同僚であり、気心が知れた選手が居るのは非常に大きいだろう。
また、ベッカムもLA在住なことから、彼のバックアップが受けられるだろうことも心強いだろう。
そして、LAギャラクシー側にとっても看板選手になり得るジェラードの存在は大きい。
特に元アメリカ代表FWのランドン・ドノヴァンが引退し、サラリーキャップの適用外となる特別指定選手の枠が空いており、ジェラードとの高額契約が結べるということも彼を引き付ける要因となったであろうことは想像に難くない。
7月からは同じくイングランド代表であったフランク・ランパードもNYシティFCへ移籍する徒が決まっており、アメリカの地で再びしのぎを削る姿を見ることが出来そうだ。