そして第2節のポーランド戦は5万の観衆が見守るワルシャワで歴史的な敗北。
この試合は圧倒的にドイツが何もかも上まっていて
38%のポーランドの支配率に対しドイツは62%。
パスの成功本数は177本対486本。
これを見る限り、ドイツは数字上でもしっかりポゼッションしていた。
しかしなぜかゴールが決まらない、こういう試合は相手がどうのこうのいういうよりも、
自分たちの決定力不足にイライラししだいに袋小路に入っていた。
そして2失点。
第3節のアイルランド戦で同じ数字を引用すると
支配率、63%(独)対37%。
パス成功本数、531本対204本
ほとんど同じだ。
試合展開は前回のはんせいからか開始早々、パワープレーに出たが、
やはりゴールが決まらない。
後半53分アイルランドのウィーランが負傷交代したのがきっかけとなってドイツに流れに行き、
75分にやっとしかも見事なミドルでゴールを突き刺した。
ところが90+4分、右サイドから上ったクロスがうまくつながって、
DFがいたためうまく反応できなかった、ノイアーの横をボールが転がった。
レーヴ監督が試合後『RTL』のインタビューでこう答えた。
「試合の大部分は僕たちがうまくやっていた。でも、ラスト5分でアプローチを変えてしまった。理解できないよ」
「僕たちは突然、ロングボールを入れ始めた。そういったプレーはずっとやっていなかったと思う。なぜ落ち着きを保てなかったのか、説明ができないよ」