EURO2016予選は第8節まで実施され、本戦への出場が決まった国も増加した。
前回に続き各グループをAからIまで見ていき、
来月行われる第9,10節の対戦も睨みながら
注目すべきポイントを押さえていきたい。
(前回関連コラムのタイトルが間違っていました。お詫びしたします。)
【グループA】
アイスランドとチェコの2位以内が確定し、本戦出場決定。
3位をトルコと勝点2で追うオランダが狙う。
アイスランドとチェコはお互いに1勝1敗で、あとは全勝している。
互角であるが、それよりも1節において、
アイスランドがトルコに、チェコがオランダに勝利しているのが大きい。
この好スタートが結果につながったと思われる。
オランダは第8節までに4敗しておりその実績から言えば惨敗と言っていいだろう。
CLにおいてもクラブレベルでさえ精彩を欠いているが、
代表レベルにおいても証明されつつあるわけで、
このままではオランダサッカーは絶滅してしまう。
残り2節の日程を考えると、トルコは第9節にチェコ、第10節にアイスランドと連戦が続く。
この上位二カ国もグループ1位の座を狙ってくるために戦力を落とすとは考えにくく、
カザフスタン、チェコと残っているオランダのほうが、トルコよりもやや有利かもしれない。
だから10月10日のカザフスタンで行われるオランダ戦が要注目試合だ。