しかし、「攻撃サッカー」の定義とはあやふやなもの。特にバルセロナを語る上で使われる「攻撃的なパスサッカー」という言葉に筆者は極度の違和感を抱きます。パスサッカーとは、まずボールを支配する事に特徴があるので、縦パスよりも横パスやバックパスの方が絶対的に多くなります。そのため、パスの種類は「守備的」になるため、パスサッカーに攻撃的という概念はないのではないか?とも考えられます。逆にカウンター攻撃は3本以内のパスと6秒以内でのフィニッシュへの持ち込みという時間的制約に特徴があるため、パスの種類のほとんどが縦方向に出る鋭い「攻撃的」なパスになります。前線のアタッカーもドリブルで仕掛ける事が多く、打ち合いになるのはカウンター応酬の方が多いのがサッカーの特徴であるため、カウンター狙いはけっして守備的ではありません。
「攻撃サッカー」の定義とは?ポゼッションのバルセロナVSカウンターのレアルマドリーの例
2015年6月28日