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徹底検証、J11stステージ終了で考えてみる2ステージ制とポストシーズン制

Jリーグの1stステージ第17節全試合無事終了し、その結果が“一応”でた。
浦和は第16節ですでに1stステージ優勝を決めていたが、
第17節は新潟を相手に5−2で勝利し、12勝5分0敗と無敗で終え、
今季の強さぶりを見せつける形になった。

さて浦和が手にしたものはなにか?

今回はそれを検証してみたい。
いちおう結論はチャンピオンシップ第1回戦の出場権と賞金5千万円であることを認識して頂いて、この価値はどの程度のものなのか改めて考えみよう。

チャンピオンシップはかつてJリーグが開幕した1993年シーズンから
2004年シーズンまで行われた。(ただし1996年は1シーズン制)

この時のレギュレーションは単純明快で、それぞれのステージの優勝チームが出場しこの2チームがホーム・アンド・アウェイ方式で競い、
勝者が年間チャンピオン、敗者も年間2位の扱いとなり、それらに付随する権利もそれぞれが恩恵を受けた(例えばACL出場権)。

しかしこのレギュレーションが直接の原因ではないけれども、年間勝点1位のチームが年間優勝となったのは、93、94年のヴェルディ川崎のみであった。

また2000年は年間勝点1位が柏レイソル、2位がジュビロ磐田であったが、ステージ優勝出来なかったため、それぞれ年間3位、4位の扱いであった。