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レアルマドリード、レアルソシエダに敗戦

 開幕試合であったコルドバ戦では低調でなんとか1−0と勝った試合であった。
ディフェンス陣も上手く足並みは揃わず、日本の長身FWハーフナー・マイクに何度かゴールを脅かされていた。

 そんなレアルマドリードは8月31日、リーガ2節アウェーでレアルソシエダと試合を行った。マドリーはクリスティアーノロナウドを欠きつつも前半早々に2得点。前線からのプレスが甘いソシエダはマドリーの選手らに容易に侵入を許していた。
しかし、35分CKからのボールにジョセバ・サルドゥアのヘディング→イニゴ・マルティネスの左足で得点。
 その後波に乗り、ボールが走るようになったソシエダは追加点を重ね、終わってみれば、4得点。マドリーに4−2と逆転勝利を収めた。

 この試合で見えたのは、守備から攻めへの転換の不安定さ。ボールを追いまわす側にまわされたマドリーは前線にボールが入らなくなった。
 やはり、シャビ・アロンソ、ディマリアを放出したのは間違いだったのでは?パサーの役目だけでなく、中盤の底を引き締めていたアロンソはおらず、時にはディフェンスラインまで下がってきてボールを受けにきていたディマリアもユナイテッドへ。攻撃への転換、ポジティブトランジションが成っていなかったようにみえた。

 ファンの間では、マケレレ、マクナマン放出後の暗黒期の再来かという声があがる。レアル次節は勝利なるか。