今季から武藤は所属するFC東京では、本来のサイドアタッカーではなくセンターフォーワードでの起用により点取り屋としてプレーしています。それもあって、この同級生2人がどうしても比較されてしまうのも仕方ないでしょう。しかし、宇佐美にはユース年代からエリートとして各世代別の日本代表でエースを務めた国際経験、高校1年生の末にプロ契約を結び、高校3年生でJリーグのベストヤングプレーヤーに選出され、翌年には世界屈指の強豪であるドイツ1部リーグのバイエルン・ミュンヘンへ移籍した輝かしい経歴がある一方、武藤は世代別代表の経験が皆無で、FC東京の下部組織に所属していながら、プロ契約は慶應義塾大学へ進学してからの在学中。昨年には日本代表に招集された武藤ですが、彼は大学4年生で特別指定選手の扱いからスタートしており、今年が実質プロ1年目という選手。それでもこの2人の間には、宇佐美の日本代表キャップ2試合に対して、武藤が11キャップという逆転現象が存在します。