現在、勝ち点27で7位といまいち波に乗れて居ないトットナム・ホットスパーズ。
更なる上位進出の起爆剤として攻撃陣へのてこ入れを画策しており、ロシアリーグ、かつて本田圭佑も所属していたCSKAモスクワ所属のストライカー、セイドゥ・ドゥンビアにその白羽の矢を立てたようだ。
だが、彼の獲得に際し、障害となりそうなのは移籍金の捻出のようである。というのも、CSKA側が要求しているのは2500万ポンド(日本円で約46億円)と高額の移籍金を要求しており、トットナム側はそれに難色を示しているようだ。だが、交渉の余地は残されている、というのがトットナム側の交渉での感触だったようで、今後も交渉は続けていくようだ。
その移籍金捻出のために、というわけではないようだが、元イングランド代表MFであるアーロン・レノンをインテルに放出するのでは、という噂が上がってきている。
もっとも、インテル側はトットナム側が要求している700万ポンドの移籍金は捻出できないようで、コロンビア代表MFのグアリンと金銭によるトレードを求めていると言われている。
しかし、コートジボワール・リーグアンで18歳で得点王を獲ってから、日本のJリーグで腕を磨き、日本での代表戦でコートジボワール代表に選出されて一気に世界の注目を浴び、ロシアリーグへと転進、そしてついに欧州への道を切り開きつつあるドゥンビア。
日本に来た当初はJ2ですらなかなか出場機会を得られなかったのを見ているだけに、このシンデレラストーリーを更に突き進むことが出来るのか、今後も注目して見ていきたい。