2. なぜ断られた交渉相手が明らかになるのか?
解任が決まって以降、五月雨式に要請を断る事に関する記事が出てきたが、これも珍しいことだ。とうぜん秘密交渉が前提であり、本来なら機密保持契約条項も盛り込みたいところだが、そこは通常のビジネスのように行かない。
監督、とくに代表監督のクラスになると、直近の交渉事も含めて自分の監督キャリアをどう有利に進めるかが重要な観点になる。しかもスケジュールもシーズンは動いているので違うオファーとの比較、ステイタスの問題など本当なら受け手にとっても簡単に決断を出せる問題ではない。
そのため名前の出た監督候補の名前は条件交渉の中で決断を早く出せることが入っていて、かなりプライオリティーが高いファクターなので、日本側から見れば買い手市場になってしまう。
とはいえ失敗したばかりの協会は大きな予算を提示できるも事もできず、逆に交渉の制約が見込まれない。そこである、なぜ外国人の監督にこだわったのか?