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名波浩のサッカー観を読み解く【ジュビロ磐田編】

 ただし、誰もが望んだレジェンドの監督就任後、9戦して僅か2勝5分2敗。最終順位もJ1自動昇格の2位・松本山雅から勝点で16という大きな差をつけられて4位へ後退。J1昇格プレーオフでは試合終了間際に攻撃参加したモンテディオ山形の元日本代表GK山岸範宏の劇的なヘディングシュートを決勝点を決められて準決勝敗退。山形と山岸の“山の神伝説”の引き立て役にしかなる事ができませんでした。さらに名波監督就任後は3戦目で勝利して以降はプレーオフ含めて7戦未勝利という非常事態でシーズンを終了。非常事態は当然ながらJ2降格初年度は我慢していたクラブの運営状態にも響き、シーズンオフには大黒柱のFW前田遼一がFC東京へ移籍するなど主力選手の大量流出が待っていました。