☆堅守速攻は日本人に合っている
ハリルホジッチの考えるサッカーを一言で表せば、「堅守速攻」。細かくパスを繋いでポゼッションを高めていたザッケローニ体制とは違って、ハリルホジッチは長いパスを使う縦に速いサッカーを志向している。初陣となったチュニジア戦で永井や武藤、藤春といったスピード豊かな選手を起用したのも、縦へのスピードを求めての事だろう。
守備面では、「より激しく、アグレッシブに」がテーマだ。日本人の欠点でもあった寄せの甘いプレスを合流初日に指摘し、相手に自由を与えない激しいプレスを求めた。高い位置でボールを奪い、永井らのスピードを活かすショートカウンターに繋げるのが最大の狙いとなる。
チュニジア戦はハリルホジッチ体制が始まって間もない事もあり、攻守ともに迷いがあった。縦に急ぐのか、安全に繋ぐのかといった判断が曖昧になり、ハリルホジッチが求める攻撃を実現する事は出来なかった。