ヴァレーを賭け抜ける金髪のサラブレッド
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「Who’s popular?=人気あるのは誰か」と聞いたら、隣にいたまったく関係ないオヤジが割り込んできて「favorite player’s type?」と聞いてきた。よく聞き取れなかったので「Blonde and Slender Good」と真顔で返したら爆笑された。これでは一昔前の風俗店の客引きとの会話でしかない。薦められたのは11番。今季新加入のエリー·ブラジル:Ellie Brazil【1999年1月10日生】。十六歳で英学生陸上競技会八百メートル走で金メダルを獲得している快速フォワード。’16年のU-17ワールドカップ、翌年のUEFA:Uー19選手権でイングランド代表を経験。彼女は’19年にブライトン’22年のトッテナムで二度前十字靭帯を損傷している。開幕戦のポーツマス戦で決めた二得点は実に約五年ぶりとなる公式戦でのゴールだった。今シーズンは既に二桁ゴールを決めているから、今更ながら風俗の客引き扱いしたオヤジに詫びるしかない。写真を転載したいところではあるが筆者撮影のみを掲載するポリシ-につき、インスタのURL をリンクさせるのでルックスにも御注目。兎に角手足の長さに舌を巻く。彼女の父親はかつてニューカッスルやフラムでプレーしたゲイリー·ブラジル:Gary Brazil【1962年9月19日生】。引退後は指導者として歩み’99年ボルトン監督就任前のアラダイスをノッツカウンティで補佐していた。
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ビッグサイトでの講演では中田氏の「百カ国以上を旅した」のフレーズを複数回耳にした。ジーコ·ジャパンのラトビア/ウクライナ遠征の他でも、ボルトンでのUEFA杯はプロブディフでのアウェー戦に始まり十一月のギマランイスが終点に。この試合が中田にとって生涯最後のUEFAコンペティションとなる。それにしても九月後半から十一月中旬まで二か月にも満たないこの間に英国を拠点として、ブルガリア/ラトビア/ウクライナ/トルコ/ポルトガルで試合を熟すハードスケジュール。既に体は満身創痍。これでは下半身がグロインペイン症候群で悲鳴をあげても何ら不思議ではない。
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