女神生誕伝説の街地に建てられたスタジアム
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第50話はパフォスFCの本拠地ステリオス·キリアキデス·スタジアム。’17年5月25日、キプロス陸上競技協会はスタトス·アギオス·フォティオス村が輩出したボストン·マラソン優勝者(1946年)に敬意を表して、このスタジアムの名前を変更した。
あの日あの時は■2024年9月15日キプロスリーグ第三節パフォスFC対アノルトシス·ファマグスタ。ヘルタ·ベルリンやバーミンガム·シティでプレ-した現在イヴァン·シュニッチ:Ivan Šunjić【1996年10月9日生】のキプロスでのホ-ムデビュ-戦。観客数は五千百人。
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アウェ-での開幕戦はAEKラルナカに0-2で白星発進。シュニッチもフル出場して勝利に貢献した。このアノルトシス戦でも同世代のぺぺ:Pêpê【1997年5月20日生】とドイスボランチを組んで中盤を制圧。後半22分に嬉しい初得点を記録している。この二人は’19年のUEFA U21欧州選手権目指す代表チ-ムに招集されており、シュニッチのクロアチア代表は、’17年の予選を突破、下馬評どおり本選へ。ところが残念な事にペペのポルトガル代表は予選敗退の屈辱を味わう。’16年にディナモからロコモティフ·ザグレブに貸し出されたシュニッチは、’17年クロアチア代表の北米遠征メンバーに招集されメキシコ戦でA代表デビューを果たすのだが実際その顔ぶれはB代表。クロアチアに見切りをつけると昨秋のUEFAネーションズリーグからボスニアヘルツェゴビナ代表に定着している。上下写真は’17年12月にザグレブで撮影したシュニッチ。オレンジの腕章を巻いた背番号三十はこの試合の三週間にテッサロニキで行われたギリシャU21代表戦でもキャプテンを務めていたから注目してはいた。
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この’17年には欧州文化首都に指定され活況を帯びたのはパフォスとデンマークのオーフス。EU指定の都市で年間を通して多種多様な文化交流イベントを開催するプロジェクト。1月28日の開会セレモニーで上演されたのはキプロス王ピグマリオンと彼がこさえた彫刻にアフロディーテが生命を吹き込んだ美女ガラティアの神話。現実の女性に失望していた王が彫刻に入れ込み、衰弱していく姿を哀れに思い女神は願いを叶える。二次元美少女に恋するアキバ系男子には共感を得るであろうストーリーではないか。ちなみに’85年文化首都トップバッターに選ばれたのはギリシャのアテネだった。
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