116〗Sportpark Schoonenberg Station / フェルセン

アムステルダムから二十キロ、豊かな自然を満喫できる北ホラント州海沿いの街

◇◇◇◇◇

如月の空、緑輝くグラスコートに冨安健洋:Takehiro Tomiyasu【1998年11月5日生】が484日ぶり帰ってきたと書こうとして、エクセルシオールとのアウェー戦ならばタ-フコ-ト=人工芝だと気づく。9日にはSCテルスター1963とデ·トゥーコムストで練習試合。前日両クラブとも公式戦だったから、出番のなかった選手、若手と負傷明けの選手の調整が目的。アヤックスは同じ北ホラント州のアルクマールとの対戦。ならば四十二キロの距離を一時間かけずに車で戻ったはず。テルスターはオーファーアイセル州デーフェンターから戻るのに百四十キロの移動。東京からならば北は日光、西は伊東市あたりだから、こちらも二時間かからない。
◇◇◇◇◇


◆◆◆◆◆

オランダ北ホラント州の都市フェルセンはアムステルダムから北西僅か二十キロしか離れていない港湾都市。西隣の街エイマイデンには広大な砂浜があり、サーファ-をはじめ美しい夕日を眺めようと首都近郊の若者達が足を延ばす人気のスポット。巨大な閘門の通過体験を目的に観光客も訪れ、新鮮なシーフードに舌鼓を打つ。ビ-チの東に広がるのは、緩らかな砂丘や森林が生い茂った資源保護区。野生の鹿や牛にも出逢えてお薦めのサイクリングコ-スではある。ビ-チからセ-デル通りを六キロ東に位置するのは収容数5,338のスポルトパーク·スホーネンベルクス。通称BUKO·スタディオンがある。アムステルダムからならばハーレム~エイトヘースト線のドリーハイス駅で下車するとよい。二十分程度歩いただろうか。1948年にオープンした建築物は、その後数回の改修工事が行われており、規模は小くても然程不備は感じない。

若き日の名将達と衛星クラブの歴史

第百十五話はSCテルスター1963の本拠地。クラブ創設時新たに打ち上げられた通信衛星の名前をクラブ名に用いたのはかなりユニーク。ベルギーのロイヤル·アントワープでプロデビューした後の名将ルイス·ファン·ハール:Louis van Gaal【1951年8月8日生】がオランダへ戻り、エールディヴィジで最初にプレーしたのがテルスター。ファン·ハールと同じくアムステルダム出身、後にAFCアヤックスを指揮したヘンク·テン·カテ:Henk ten Cate【1954年12月9日生】も1981-82シ-ズンに所属していた。かつてテルスターはAFCアヤックスとの衛星クラブ契約を結んでいた。本当に衛生になってしまったのには苦笑せざるを得ない。最近ならばフェイエノールト·ロッテルダムと同市に本拠地を構えるエクセルシオールが’15年まで衛星クラブの関係にあった。オランダ代表イェルディ·スハウテン:Jerdy Schouten【1997年1月12日生】は、テルスターとエクセシルシオールで経験を積んでイタリアへ渡り、現在はPSVアイントホーフェンを牽引する。
◇◇◇◇◇


◆◆◆◆◆

昨年からロイヤル·アントワープでプレーするジラノ·ケルク:Gyrano Kerk【1995年12月2日生】もアムステルダム出身。中学生年代からハールレムのクラブに移っているものの元々はテルスターのアカデミーで育ったスリナム系オランダ人。2012年FCユトレヒトのユ-スへ移籍すると2016-17シーズン途中にトップチームへの昇格を果たす。以後成長を重ねユトレヒトのスタメンに欠かせない存在に。写真は’21年にモスクワで撮影した。
◇◇◇◇◇

豪州でもワッフルは売っているがベルギーにコアラはいない。
両国の共通点をAiは正しく答えられるのか

◇◇◇◇◇