ぷら~り 欧州蹴球場百景【103】アンドゥルーフ・スタディオン / オロモウツ

モラヴィアの古都オロモウツ。中世の城砦に断片的ではあるが王都の面影を残す。ユネスコの世界遺産にも登録されるバロック時代の記念碑『聖三位一体柱』が街のシンボル。


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しずくさんが手にした新聞はプラハで購入したDENSなのでチェコ語。日付は2014年4月22日。週末の国内リーグの結果が報じられており、掲載された写真はシグマ·オロモウツとプラハの南プジーブラムの試合。


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一人退場者を出したアウェーチームが双方無得点のままミッション終了。ホームのシグマは12位と低迷していたが、その名前には記憶がある。記録を紐解くと1997年から2004年の最盛期には。UEFAカップ1回戦ではオリンピック·マルセイユ(98年)、同杯では2004年にレアル·サラゴサとも対戦している。若い方にはサラゴサと聞いてもピンとこないかもしれないか。

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シグマといえば70年代、三菱自動車が欧州風のスタイリッシュなセダンを発表。ギリシャ文字を用いたのが斬新で印象深い。近年シグマ·オロモウツが輩出した大物にはチェコ代表トマーシュ·カラスがいる。17歳でチェルシーで獲得。貸し出されっ放しではあるが英チャンピオンシップ(二部)での実績は申し分ない。

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2014年までチェコ一部リーグの命名権はビールのガンブリヌスが取得。現在はスロバキアと同じくスポーツベッテイング企業フォルトゥナの冠。2017-18シーズンは塗料メーカーHET。それでも変わらずスタンドのおじさん達はガンブリヌスで喉を潤す。

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アンドルーヴ・スタディオンはゴール裏のスタンド形状がアシンメトリー=異なるのが特徴。

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写真の通り、RIGIO JET バスでたったの69チェココルナ=330円の乗車料金でチェコ第二の都市ブルノと間を運行。ブルノ【17景】は、降格して今季は二部リーグ。1998年からA代表チームも度々使用。同国東部旧モラヴィアを代表するスタジアムはこのオロモウツにある。

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HETリガは16チームH&A総当たりリーグ戦。撮影したのは昨年4月7日23節FCヴィソチナ・イフラヴァ戦。格下のアウェーチーム相手に1-1のドロー。